2014年広島東洋カープベストゲーム10選（3） 大逆転コールド＆中東・上本劇場開演 6/21 広島8‐4日ハム

◆6/21 試合の概要
3回と5回に各2点ずつ取られ、0－4で迎えた5回裏。
広島が長短打を9本つなぎ8得点。直後の6回表が始まる前に雨天の状況から
コールドゲーム の判定となり、試合成立となる5回終了時点で勝っている広島
の勝利となりました。

2014年6月21日試合結果

出典：www.chugoku-np.co.jp

◆ここしかないタイミングでの大逆転劇
雨天コールドによる試合成立の可能性が高まる5回裏。
田中の好走塁から始まった猛打ショーは、木村・天谷・菊池とヒットを放ち丸が四球を選んで満塁となります。
エルドレッドの犠牲フライとロサリオの幸運なタイムリーで一気に4‐4の同点とし、日本ハム先発のメンドーサを引きずりおろします。
代わった藤岡に対し、決して足の早くない岩本が三塁打。
その後田中・倉・木村と連打を重ねて終わってみれば１イニング8得点のビッグイニングとなりました。

2014年の好調を支えたエルドレッドはこの日ノーヒット。
裏を返せば、エルドレッド以外の選手が「広島らしく」ヒットをつなぎ、勝ちに結びつけた試合でした。
5月31日の楽天戦では無失点で好投をしながらも無援護だった大瀬良。
（5月31日の試合は永川がジョーンズにサヨナラ3ランを浴び、サヨナラ負け）
そのお詫びのように、まさかの「完投勝利」を手にした大瀬良でした。




◆中東と上本のパフォーマンス

出典：http://hayabusa.open2ch.net

AKB48 Team 8 が恋するフォーチュンクッキーを披露した時には同情するような激しい雨。

6回を待たずに試合終了が決まりました。
その直後、中東と上本が登場し、再びフォーチュンクッキーが流れ出し、中東と上本がパワフルなダンスを披露してくれました。

さらに2人は球場内を走り回り、雨で滑りのいいビニールシート上でのヘッドスライディング。
球場はお祭りのような盛り上がりを見せたのでした。



◆雨天の野球観戦は大変だけど、、、

雨天時の観戦はストレスが溜まります。
雨天ゲームは、たとえ勝ちゲームでも辛さを伴います。
この試合のように勝てばいいのですが、雨天で中止や負けて終わりの場合もあります。
ドーム球場を持たないカープにとって、雨天時のマイナスイメージは嫌でも付いてまわる問題です。

選手のパフォーマンスは、そんな雨天時のストレスを癒してくれます。
ファンに「来てよかった、また来たい」と思わせてくれる最高のサービスだと思います。

この試合では、球場もしっかり音楽をながしている点や、パフォーマンスをしかけているのは選手会長の梵であることも嬉しいことです。
球団だけでなく選手もファンの気持ちを考えてくれること。
そこも広島東洋カープの大きな魅力であるように思います。

出典：carp.ho2.info

ちなみに「追加公演」と称して、7月6日の雨天中止時には、中東とロサリオがフォーチュンクッキーを踊ってくれています。
（追伸：こういう時の曲の使用料ってどうなるんでしょう？）

 ロサリオは天性の明るさなのか、8月14日の雨天中断中にＣＣダンスを踊るなど、楽しい一面も見せてくれています。
（石井琢朗コーチには怒られたみたいですが、、、）



雨天時のヘッドスライディングと言えば中東選手の十八番。
筆者はテレビ観戦時に雨天で中断していても、やっぱり最後まで見てしまいます。　
そして、「中東出てこい！中東出てこい！」と思い続けています。
しかし、ビニールシートが破れるという理由でヘッドスライディングは禁止になったんだそうです。

だからと言って、何もなくなるかというとそうでないと信じています。
最近は中東だけでなく、上本やロサリオ、ファン感謝デーで大活躍の中田廉や一岡など、タレント豊かなカープ選手が増えてきています。

その豊富なタレントを生かして、雨天時にも色々な形でパフォーマンスを見せてくれるのではないかと期待しています。


◆次回ブログ予告
2014年広島東洋カープベストゲーム10選④　ロサリオサヨナラHR　6/21 広島7‐4日ハム


◆関連動画

恋するフォーチューンクッキー　中東・上本によるパフォーマンス

広島カープ　打線爆発！イニング８得点　ダイジェスト　2014/06/21