2015年3月17日火曜日

2014年広島東洋カープベストゲーム10選(2)監督退場からの逆転勝利 4/22 ヤクルト4-7広島


出展:http://m.sponichi.co.jp/
◆4/22 試合の概要
野村の乱調で4点ビハインドから徐々に追い上げた6回。
二塁フォースアウトの判定をめぐって、野村監督が猛抗議し、退場処分を受けます。
直後、それに燃えたナインが奮起し、菊池・丸・エルドレッドの連打で一気にたたみかけて逆転。
中田-一岡-ミコライオの2014年の前半期を支えた必勝の継投で、逆転勝利を収めました。


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◆負けられない理由1:監督の退場
先の画像の通り、びっくりするほど完全にセーフです。
田中はスライディングも終わり、ほぼ立ちあがっています。
帽子を叩きつけての猛抗議を行う野村監督に対し、聞く耳を持たない杉永二塁塁審。

なぜビデオ判定を行わないのか。
なぜ正論が受け入れられないのか。
苛立ったカープファンも多かったのではないでしょうか。

5分を越える抗議で遅延行為と見なされて退場処分を受けた野村監督は、「行けよ」と言い残し、グラウンドを去りました。



出展:carpdon4.doorblog.jp/
◆負けられない理由2:キラのデッドボール
この試合、デッドボールを受けたキラが途中退場しました。(右写真)
近年のデッドボールで退場と言って思いだすのは、この2試合です。

1.會澤翼選手がDeNA戦で顔面に死球を受け、救急搬送
  (2012/08/02 山口-鶴岡)

2.前田智徳選手がヤクルト戦で死球骨折 
  (2013/04/23 江村-中村悠)

この2試合、いずれも敗戦し、鯉党は悔しい夜を過ごしています。

そして今回は、またもヤクルト戦でナーブソン-中村悠。
一年前に起きた事件に対する燕退治を願わずにはいられない、燃える展開であったのでした。

ちなみにこの試合では、菊池選手のセンター返しが投手のカーペンターに直撃、途中退場というアクシデントもありました。(右写真)

怪我なので本来喜んではいけないのですが、デッドボールではない正攻法での仇打ちだったのかなと思っております。

キラは後に脊髄震盪と診断され、この後の2014年シーズンでは、2013年のキラ本来の打撃は影をひそめてしまうこととなります。


2015年は幸運にも(?)、直近の神宮でのヤクルト戦は開幕三連戦(3/27~29)と5/1~3となっており、因縁の4月にはありません。
今年は大きな怪我をもたらすデッドボールがないことを祈るばかりです。




◆監督の退場と言えば思い出す、マーティー・ブラウン元監督

出展:http://www.sanspo.com/
2006年~2009年にカープの監督を務めたマーティー・ブラウンは、マツコ&有吉の怒り新党の「新・3大「マーティー・ブラウン監督のイチかバチかの奇策」で紹介されていた内野5人シフトだけでなく、退場劇も有名です。
退場処分が言い渡された後にベースを投げたことをきっかけに、退場自体がパフォーマンスとして人気を得ていて、記念Tシャツも発売されていましました。

また、退場した試合は驚異的な勝率を誇っており、マーティー自身も「選手の闘志をかきたてるためのパフォーマンス」としてやっていると言っています。
(今度、別途ブラウンの退場に関しても書こうと思います)

そんな言わば「マーティー魂」が、野村監督時代にも生きていたのかもしれませんね。

緒方監督が退場処分になる展開はどれほどあるかはわかりませんが、退場後に燃えるナインが勝利を勝ち取る様は、何度でも見たいと感じさせてくれます。





 
◆次回ブログ予告
2014年広島東洋カープベストゲーム10選③ 大逆転コールドゲーム 6/21 広島8‐4日ハム




◆関連動画
野村監督帽子を叩きつけ猛抗議(2014年4月22日)
監督退場の広島が逆転勝ち(2014年4月22日)
ブラウン監督のベース投げ(2006年5月7日)
ブラウン監督のホームベース埋め(2007年4月10日)

ブラウン監督のホームベース埋め(2008年4月26日)
ブラン監督の帽子と靴を置いて退場(2009年8月27日)






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